ポケモン剣盾 シーズン2 瞬間8位達成 ルチャブル軸対面サイクル構築
はじめましての方ははじめまして!きゃないと申します。
今回はポケモン剣盾のランクマッチ(シーズン2)で最高8位(瞬間)を達成した構築を紹介します。
ㅇパーティのメインコンセプト
私はルチャブルというポケモンが好きで、XY世代の時から使っていたのですが、今作ではダイマックスという新要素によって、ルチャブルが大幅に強化され、環境においても非常に強いポケモンとなりました。そのため、今回はルチャブルを軸としたサイクル構築を組んでみました。
ルチャブルは耐久力がなく、相手の攻撃を受けるとことが多いサイクル戦術には向いてはいないのですが、ルチャブル以外のポケモンはルチャブルが倒しづらいポケモンに対して耐久力のあるポケモンを採用したり、耐久に寄せた努力値振りを施すことによってサイクルをしやすくしております。
このパーティーではサイクル戦術を行いながら、ルチャブルの苦手なポケモンのHPを削り、死に出しorルチャブルが耐えられるであろう技(じめん、かくとう技など)を打ってくるタイミングに合わせてルチャブルを降臨させ、ダイマックス技で弱ったポケモンを倒しながら、素早さや攻撃などの能力を上昇させて、相手の後続のポケモン達をなぎ倒していくという戦術と初手ルチャブルで暴れたあと、後続で詰めていくという戦術、ルチャブルを採用しない場合には、ポケモンの交換をしながら有利対面を作っていく一般的なサイクル戦術を行っていくという3つの戦術で戦います。
ㅇルチャブルの強み
ダイジェットをタイプ一致で打てるため、ダイマックスをしていない相手のポケモン、ダイマック
スしている飛行技に弱い相手のポケモンをほぼ確
実に1発で倒しながら、素早さをあげられる
ルチャブルは耐久力のないポケモンではあるが、ダイマックスによって耐久を補うことができる(4倍弱点はないので)。また、これによって、ルチャブルより早いポケモンであっても相手の攻撃を1発耐えて、ダイジェットを打つことで素早さの関係を逆転させ、倒すことが出来る
ダイナックルをタイプ一致で打てるため、本来、威力が低いダイナックルであっても、そこそこ高い火力が出るので、ダイナックルで相手のポケモンを倒しながら攻撃をあげていくことが可能
ダイナックル、ダイジェットの両方の技をタイプ一致で打てるのはルチャブルだけ
タイプがひこう・かくとうのため、タイプ一致の技のみで18タイプすべてに等倍以上をとれる
※今作からインファイトやブレイブバードを習得し、安定した火力を出せるようになった。
サブウエポンが優秀で非常に多くのタイプの技を覚え、ちょうはつやつるぎのまいなどの変化技も覚える。また、それによって覚えてる技や型が読まれにくいという長所もある。
特性かたやぶりをもち、ミミッキュに対する牽制やロトムなどのふゆうもちに対してじめんタイプの技を当てることができる。
ミミッキュ、バンドリ、火水ロトムなどの現環境上位で使われているポケモンを倒すことができ、選出しやすい。
ポケモン紹介 詳しくは後ほど個別に育成論をあげたいと思います(1部のみ)
ルチャブル
特性 かたやぶり 性格 いじっぱり 持ち物 命の珠
技 ブレイブバード インファイト アイアンヘッド
あなをほる
ブレイブバード、インファイト…高火力タイプ一致のメインウエポン
アイアンヘッド…ダイマックス時にダイスチルとしてミミッキュに対して打つ技
これでH4振りミミッキュのHPを9割減らし、防御を上昇させて、ダイフェアリーを耐え、次の攻撃でミミッキュを倒していく。
あなをほる…ルチャブルの覚えるじめんタイプの技はこれだけ。 ダイマックス時の火水ロトムへの打点及び特殊技を打つ相手をこちらが一撃で倒せない場合にこの技を打つことで特防をあげて、耐えて、次の技で倒すようなこともある。
また、相手のダイマックスターンを枯らすのにも有効ではあるが、基本的にダイマックス時に使う技のような気がする
努力値振り h12 a252 b4 d4 s236
低い火力を補うために性格はいじっぱりでaに努力値はぶっぱ 。
※ようきだとh252振りダイマックスバンギラスに対してのインファイトを乱数で耐えられてしまう。
※ようきだと通常のh4振りミミッキュに対してのブレイブバードを乱数で耐えられてしまう
ようきにすることで素早さを上回れるゲンガー、エレザード、エルフーンはタスキ持ちが一定数おり(個人の感想です)、タスキで耐えられて、返り討ちに合うので倒せず、ようきにする意味はないと感じた。
sはリザードン抜きであるが、リザードンは倒せないのでs220にして、h、b、dに振り分けるのはあり。フライゴンを意識するなら現状維持かというところ
ほかは余り
ヒートロトム
特性 ふゆう 性格 ひかえめ 持ち物 チョッキ
技構成 オーバーヒート、ほうでん、ボルトチェンジ、シャドーボール
オーバーヒート…炎技はこれだけしか覚えないので確定
ボルトチェンジ…サイクル戦術を行う時には便利
ほうでん…10まんボルトと迷ったが、こちらの方が威力が10劣るが相手にまひを与えやすいためこちらに。実際、まひで勝った試合も多い
シャドーボール…あくのはどうと迷ったがミミッキュに対して効果抜群を取れるのでこちらにした。
努力値振り HCぶっぱ s4
特に調整意図はないが、Hぶっぱでチョッキを持たせることでリザードンやトゲキッスに後出しをできるようにした。
仮想敵は ルチャブルが倒せないリザードンやトゲキッス、カットロトム、スピンロトム、アーマーガア、ドヒドイデ、アイアント、特殊型、鬼火たたりめ型ドラパルト、ギルガルドなど
ニンフィア
特性 フェアリースキン 性格 ひかえめ
持ち物 せいれいプレート
技構成 ハイパーボイス マジカルフレイム でんこうせっか いびき
ハイパーボイス…メインウエポン。身代わりを無視できるのも強い
マジカルフレイム…ナットレイやアーマーガア、ギルガルドなどに 火力は出ないのでほぼダイマックス時に使う技と化してる。あくびやねむるでもいいかな?と思うこともある。
でんこうせっか…襷潰しやハイパーボイス+でんこうせっかで倒すドラパルトやバンギラス用
いびき…カバルドンなどのあくび対策。先発で使うことが多く、あくび持ちの先発ポケモンは多いので意外と使う。身代わりを無視できるのも強い。積みを許さない。あくびとの選択。
努力値振り h116 b116 c252 d4 s20
hとb 性格補正なしドラパルトのダイスチル耐え
cぶっぱ H4振りダイマックスドラパルトをハイパーボイスとでんこうせっかで撃破可能
※せいれいプレートを持たせることで、ロトムなどのフェアリー等倍の相手にもハイパーボイスで大ダメージを与えられるうえ、喉スプレーや弱点保険と異なり、無くならないのでサイクル戦術向き。
ハイパーボイスでH252のヒートロトム以外のロトム 確定2発
s 4振りバンギラス抜き
※これだと抜かせないバンギラスが増えてきたので dに回してもいいかも
dは余り
仮想敵 カバルドン、エルフーン、サザンドラ、ドラパルト、ヒートロトム以外のロトムなど
※仮想敵のメンツからして先発要因として使うことが多い
サザンドラ
特性 ふゆう 性格おくびょう 持ち物 こだわりスカーフ
技構成
りゅうせいぐん あくのはどう だいもんじ ハイドロポンプ
ハイドロポンプ …カバルドンやバンギラス、ドサイドンに打つが、あまり打つ機会には恵まれず、よく外すので使いづらかった。 とんぼ返りにしようと思ったがいつの間にかシーズンが終わっていた。
努力値振り CSぶっぱ b4
おくびょうにすることでスカーフようきヒヒダルマを抜くことができる
bに4振ることで命の珠はりきりいじっぱりパッチラゴンの先制でんげきくちばしを耐えるため、パッチラゴンに対して後投げが可能になる。
仮想敵 ガラルサニーゴ、アーマーガア、パッチラゴン、ウオノラゴン、スカーフ以外のドラパルト、ヒヒダルマ ナットレイ、ロトムなど
仕事はするが、命中不安な技、スカーフなどの要因から大変使いづらいポケモンだったなと。今シーズンはパーティから抜きました。こだわり系は苦手
ニダンギル
特性ノーガード 性格 ゆうかん 持ち物 しんかのきせき
技構成
つるぎのまい せいなるつるぎ ジャイロボール かげうち
つるぎのまい…a110とそこそこ火力はあるが、技の威力は低いため、これで補う。アーマーガアやナットレイ、パルシェンの対面で使用。
ダイマックス時にダイウォールとしてよく使う。
せいなるつるぎ…防御アップを無視できる技 アーマーガアやナットレイ対策 インファイトとの選択
※h4振りドリュウズに対してせいなるつるぎ+かげうちで撃破可能。
ジャイロボール…遅さをいかしたメインウエポン。威力をあげるために性格をゆうかんにして素早さをダウン。遅いポケモンに対して火力が出ないので、アイアンヘッドも選択としてあり。
かげうち…タイプ一致の先制技 つるぎのまいを積めばドラパルトすら倒せることも。つるぎのまいを1回積むとシャドークロー以上の火力は出るので、シャドークローは選択肢には入らない。(こちらが先に攻撃できることがあまりないので)
努力値振り
h252 a236 d20
h、d…c252振り性格補正なしのトゲキッスのだいもんじ耐え
a…余り
ダイマックスギャラドスに対して後投げでき、1回ダイウォールを挟むことで後投げでも倒せるのは強かった。
パルシェンのからをやぶる後のつららばりをHPの1/4程度で抑えられるなど耐久力に優れる。
しんかのきせきによりタイプ不一致の特殊弱点技も耐えるくらいの耐久力も得られるなど使い勝手がよく、アーマーガアやナットレイでつるぎのまいを複数回発動しつつ、HPを殆ど減らさず突破できるため、3タテすることもある。
ダイマックス時は特性ノーガードにより、ダイマックスターン潰しとして使われるとびはねるやゴーストダイブを無視して技を当てられるのは強かった。
仮想敵 ドリュウズ、物理ドラパルト ギャラドス パルシェン アーマーガア、ナットレイ、ミミッキュなど
ラプラス
特性 ちょすい 性格 ひかえめ 持ち物 達人の帯→ラムのみ
ダメージ量が上がる達人の帯を最初は使っていたが、仮想敵にどくどく持ち、あくび持ちが多かったので、変更した。
技構成 フリーズドライ ハイドロポンプ 10まんボルト ぜったいれいど
フリーズドライ…水タイプに対する打点(ヌオー、トリトドン、ガマゲロゲ) ドラゴンタイプにも打てて強かった
※ダイマックスガマゲロゲはフリーズドライでは倒しきれず(ダイマックスするとガマゲロゲに対する打点を失うのでラプラスはダイマックスしない)、2発目のダイソウゲンを耐えれられないので、後続との連携で倒すことになる。ちょすい持ちラプラスとの対面においてガマゲロゲはすいすいを発動できず、素早さが上がらないため、後続にルチャブル選択することで、ルチャブルはノーダメージでガマゲロゲを突破できる。また、ラプラスとの対面でガマゲロゲのHPは8割近く減っていることから、上げたいステータスに応じて好きなダイマックス技で、あるいはダイマックスしなくても倒せる 。
ハイドロポンプ…タイプ一致のメインウエポン 命中不安なのでうたかたのアリアにしようかなと
10まんボルト…ミラーやアーマーガアに対する打点
ダイマックス時のギャラドスやインテレオンに対する打点 ダイマックス時くらいしか打つことがなかったので、命中不安で高火力のかみなりにしてもいいかも
ぜったいれいど…シーズン2はTODが流行っており、対策として使い勝手が良かった。この技のおかげでラプラスだけで受けループを壊滅させることができる。
努力値振り h108 b252 c148
hb 性格補正なし珠ギャラドス(ガマゲロゲ)のパワーウィップ 耐え
ダイマックス珠ガマゲロゲのダイソウゲン 耐え
ダイマックス時 補正なし珠ダイマックスギャラドスのダイソウゲン確定3発
c余り ダイマックス時 h4振りダイマックスギャラドスをダイサンダーで確定2発
仮想敵 ギャラドス ウオノラゴン ヌオー、トリトドン カバルドン ガマゲロゲ インテレオン ヒートロトムなど
とりあえず受けループやインテレオン、ガマゲロゲがいる時は選出してました。(ギャラドスが見えた場合はニダンギルの方を選出することが多かった)
まとめ?
瞬間8位をとったのはシーズンの中盤でその後は満足してあまりやらず、順位をどんどん落としていった感じです。最終は600位台だったかなと。よく覚えてません(スクショ忘れた)(すぐボタンを押してしまい、あまりよく見れなかった)(最終日とその前日やってない)。
また、サボっていて下がりすぎた順位をあげようとしてランクマッチをしたものの、終盤からギルガルドの採用率が増え、それに伴いサザンガルドの構築が増え、この構築だとサザンガルドを倒せなくもないがきついこともあり、順位をなかなか戻せなかったことも順位を維持できなかった原因かなと。実際、シーズン3ではサザンガルドが多く、対策必須かなと。私もシーズン3のパーティではサザンガルド対策ポケモンを入れています。
一方、順位を一時期でもあげられたのは、シーズン2からルチャブルにあなをほるを覚えさせ、火水ロトムで止まらなくなったことと、ラプラスを入れ、流行っていたTOD対策をしたこと、ルチャブル軸ではあるものの、ルチャブルを選出しないという柔軟な選出もできたことなんかが要因なのかなと思います。(知らんけども)
パーティの使用感として、選出ミスをカバー出来るようなどのポケモンに対してもパワーのあるポケモンというのはいないため、選出ミスが負けに特に繋がりやすかったですね。一方で読み間違えは耐久が高いポケモンも多く、案外そのミスは挽回できるかなと(上手く言えない)。とにかく選出が重要!
そして、やはりルチャブルは強かったです。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
※レンタルパーティのラプラスは当時のランクマッチで使っていましたが、孵化の際にゲーム本体の日付がおかしなことになっていたので、それが反映され、時間軸がおかしなことになっておりますがご了承ください。